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にほんごのれんしゅう

日本語として伝えるための訓練を兼ねたテクログ

仙台 プロ生勉強会 参加レポート

参加レポートを書いた背景

毒にならない資料は基本オープン化すべきと,「経営戦略全史」から学んだので,会社に上げるレポートをブログに記す.特に,弊社に害はないだろう.

目的 

  1. プログラミング,ネットワークの最先端技術を追うこと
  2. 参加者のスキルの維持と向上のため
  3. 講師役,生徒役が反転しやすいイベントなので参加しておくと,後々弊社の宣伝等を行えるかもしれない

負担

内容を鑑み,エンターテイメントの要素が強いため,今回の旅費を会社で負担するのではなく,個人での負担が妥当であろうと結論付ける. よって,会社に対して新幹線代の請求は行わないことにした.

勉強会内容

  1. CI, CD入門 プログラミングに限らず言えることであるが,成果物には個人のクセが出やすい.特に,創造業であるプログラミングや車の生産などではその傾向が顕著である. 個人のクセや属人性を極力排除することが,チーム,組織での開発・生産にはあっている.そのための仕組みや,論文,ソフトウェアの紹介が主であった. 論文レベルで生産性の向上が指摘されており(?要確認),大本はトヨタの生産方式に由来する.そのため,弊社でも紹介されていた論文は組織作りのあり方に一定の示唆を与えるものと思われる.

  2. Introduce to Roslyn Roslynはロズリンと発音する.マイクロソフト社が公開した,.net コンパイラである. プログラミング言語コンパイルする際に,近年の言語は中間言語と呼ばれる情報を生成するが,それとは別途,IL情報という”プログラミング言語”のパース結果(構文解析結果)を出力するものである. すでにオープンソース化されており,Monoなどのプロジェクトで利用されようとしているらしい. Roslyn自体が書き換え可能なプログラムであり,パースロジックを編集することで,独自のシンタックスを採用することも可能である. ClangのLLVMに似たアプローチである.

  3. javascriptRDB jsrel の紹介 javascript(というかcoffeee script)での,独自シンタックスシュガーを採用したRDBであった. 昨今のKVSの流行などを見ると,RDBの活躍機会は失われて久しいかと思っていたが,以外とニーズあるらしく個人で作られたモジュールでも,商用利用レベルまで用いられているようである. SQL構文を書くのは,確かにだるい作業なので,ある程度シンタックスを書きやすい形で利用できるのは大きなメリットであると感じた.ただし,汎用性,判読性の観点からみるとどうなんだろうと思う点もある. 弊社で抱えているタスクから必要性を見ると,しばらくはKVSでいいのではないかと思う次第である.

  4. Visual Studio 拡張 + α Visual Studioシンタックスハイライト機能などを任意に書き換えるもの. よく聞いていなかったが,C#以外でVisual Studioで,その他の言語はvim, emacsなどを用いている状況を鑑みると,強いニーズはないと感じた.

  5. Windows の画面スケーリングをきちんと理解しよう なんだかんだで,一番,初めて知った内容が多かったのがこのセッションである.

  6. Windowsの画像スケーリング(ウィンドウの大きさやフォントの大きさ)などは,Windows 8とそれ以外ではだいぶ扱いが異なる.これは,Windows 8からのWindows Storeによる統一的なUIのソフトウェアの開発が始まったことに由来する.
  7. Windows 7までのUIでは,システムがソフトウェアの描画をハンドリングして,拡大して見せることも可能なのではあるが,Windows Formアプリケーションでは一部限界があるらしい.
  8. Windows 8以降のWPFなどではその問題は大きく解消されている.
  9. 画面の設定から任意のスケーリングができる. 細かいノウハウ集みたいなものであるが,Windows 7で弊社のシステムが固められている問題を鑑みるに,また,新しいOSに移行できないなどの問題が表面化する前に,早急に対処,認識しておくべきことである.

総括

Javaが全く出てこない面白い会であった.いまだに話されるネタとしでVisua Basicなどが出てくるなど,Microsoftが強いのか,レガシーなのかどちらかなのかわからないが,状況としては弊社のシステムに大きくマッチしたものになっている. また,Coffee Scriptを使用している方の意見で,「昔はオブジェクト指向は好きだったけど...」みたいな話が出ており,RubyやCoffee Scriptみたいなポイントフリースタイル,ないし,Scalaなどの関数型言語メソッドチェーンみたいなのが一つの行きつく先なのだろうかと思う.型を気にして,尚且つ,可読性もほしいと欲張ると,Scalaや割と最近のC#みたいな書き方になるのだろうか... 手続型と,関数型が近づいてしまっているようにも見えるので慎重なアプローチが必要である.Lisp系のS式はわかりやすいので,その辺はシンプルである.